2007年 06月 17日
住吉の長屋と塔の家
有名な安藤忠雄氏の設計された住吉の長屋 と 東孝光氏の塔の家。
みなさんが住むとしたらどちらに住みたいですか?
私はこの二つの図面を一年前ぐらいにみました。そして、塔の家は改装中でしたが同じく
夜の東京で外から見ました。
この二つはどちらも特徴のある家で、また、注目されてる家です。
安藤氏の住吉の長屋の特徴は一度外にでないと、ダイニングへいけないこと。
そして、雨が降っているとき、傘をささないと二階にあがることができないことが最大の特徴では
ないでしょうか?
一方、東氏の塔の家は各階一部屋、そして階段で連結されています。本当に家族の住み方を
あらわした家ですね。この二つの住宅は昔からよく、比べられているようです。
この前これも事務所で話題になった題名です。どちらもすばらしい建築ですが、
自分が住むならとたずねられると、私はやっぱり住吉の長屋と言ってしまいます。
どちらの家の空間も実際に体感したことはないのですが、図面やパース、写真をみて。
雨にぬれることも、ある意味自然を感じることができるんですよね。
それに、あのスペースでいろんな空間を楽しめるのは、そう簡単なことじゃないと思うのです。
そして、本の中でだけですが、広がりを感じるのは私だけでしょうか??
なにより、住んでいるのが神戸付近のため安藤氏には親しみを勝手に感じているのかもしれません。
でも東氏もたしか大阪出身だったような・・・・
みなさんはどうでしょうか???
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現代は「便利さ」重視の傾向がありますが、あえて、不便さを取り入れる事で、季節感や空間の広がり(あの敷地面積の狭で!)を体感させる所がさすがだな~と思います。しかも、プライベートは重視。昔の家って、トイレやお風呂が外に当たり前にあった様ですし、それがまた面白みというか、良さでもあったという話を聞きます。
安藤氏の作品は有る意味、絵を見る感覚で見ます。(実物は見た事ない・・残念)自然光の取り入れ方が好きです。無機質な打ちっぱなしコンクリートが光でいろんな表情を見せていて、不思議と暖かさを感じるんですよね。また、安藤氏の作品には緑が映える。十年後とかが見たくなります。
実用性でいえば、塔の家の方が優れてるのかな?ホールや廊下といった供用スペースを省いて、居住スペースに生かす。普通、狭小敷地で求められる条件ですよね~。
どちらも素晴らしい発想の作品ですが、やっぱり、決め手は住み手の感性なのでしょうね。
いつもコメントありがとうございます。この二作品はどちらも独特の良さがありますよね。えこさんのコメントを納得しながら読んでいました。
えこさんのブログでも建築の話題が取り上げられる日を心待ちにしています。興味のある建物、建築家の方の話題で色々教えてください。
私のブログはジャンル的に建築について語って良いものか、迷ってしまうのですが・・「物作り」という関連で、そのうち取り上げたいと思います(^^;)期待せずに待っててくださいね(笑)
私は、社会人最初の2年間以外、設計とは無縁の建築業界で働いていたので、pinkyさんのような職場環境で、芸術的な感性を養えるのがうらやましく思います。(もちろん個人の努力ありきですね!)
だから、私の方が教わる事・発見が多いんですよ~。建築でもハードな部分、現実問題となる逃げて通りたい分野に主に接してきて、建築が嫌いになってしまっていたので、このブログで改めて楽しさを思い出しました。コメントがいつも自分の事になってしまいすみません。そんなこんなで、このブログで建築について語るのが楽しいのです。これからも色々教えてくださいね!
こんばんわ。記事削除されてましたね。でも、少しでもコルビュジェの番組みることができてよかったです。ありがとうございます。
こんばんわ。えこさんの言われるように、確かにHAND*MADEで建築のことを書くのは抵抗ありますよね。すみません。急かしてしまって。
でも、えこさんの建築に対する考え方や、今までの経験を少しでも教えていただきたくて焦ってしまいました。すごく、共通点もあるのでよけいにそう思うのかもしれません。
よければ、このブログのコメントにつづってくださいね。
私も今の事務所にいる事が偶然かつ必然に思えています。はじめは全く違う、建築とかけはなれた会社に入ったので。ながれにながれ、今のところにこれから、ずっととどまってみせるつもりです。
建築をするにあたって回りの環境が大きく影響しますよね。私も、なにが建築で建築じゃないかわからなくなり、建築を嫌いになりそうな時もありました。
えこさんのような女性建築士の方には、もう一度この世界に戻り、すばらしい建物を残していただきたいと日々思っています。