2007年 08月 01日
住吉の長屋
やっと8割できました。住吉の長屋の模型です。
これは1/100です。前回の光の教会との大きさを
対比させるため、同じスケールで今回は作成しました。
これができるのに、またまた時間を要しました。
前回の光の教会作成時よりは作業効率はあがりましたが、
(怒られる回数も減りました。)
スケールの細かさで時間がかかってしまいました。
でも、この二作品をつくるにあたって、たくさんの
資料集め、図面よみ、模型をつくる手順、模型を
早く作るための必需品、便利道具作成の知識
は以前より身についたように思います。
2250mmの天井高というのは本当に低く感じますね。
実際その空間は味わっていませんが、光の教会を
作った後なので、余計にそう感じました。
この模型を使い、今度は次のステップへ。
線香をつかって風の流れる方向を検証したいと思います。
また、ファイバースコープなどがあればいいの
かもしれませんが、それはないので、一部穴をあけ、
携帯のカメラか何かで、下からの目線で見た時の
上の吹き抜けの見え方も検証してみたいと考えて
います。
今回は、断面図が見れるような模型を作成しました。この模型を解体してみれるようにしたり、上の屋根
だけを取り外してみれるようにしたりとさまざまな組み立て方法を考えるだけでも、空間
把握認識の脳を使って、いい訓練になります。
それにしても、光の教会と、住吉の長屋、同じ長方形のたてものなのに、こんなに
空間が豊かな建物は安藤氏ならではなのだとおもいます。
こんなにシンプルに、RCの素材だけを生かし、光と影の空間を演出するプロはそう多くはいないですね。
貴重な方の建物に触れ、それを実感しました。
まだまだ研究は続けます。次は1/50のものも作成してみようとおもいます。
(これはあくまでも安藤忠雄氏の研究のため作成したものです。)
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設計図を見るのも面白いですが、模型は空間把握が疑似体験出来て面白いし、とっても勉強になりますよね。光の教会に続き、住吉の長屋もよく出来てますね!
おはようございます。私もどちらかというとRC構造は未知の世界というか、木造から入ったので、離れていたのですが、
木造だけ・・・・なんていう建築士はいないので、そろそろ歩みよっていかなければと、最近はじめたところです。みなさんが当たり前にしってることもほとんどかと思います。初心者なりの気づきしかかけなくて申し訳ないです。疑似体験がこんなに面白いとは思いませんでした。本を読んでるだけでは頭にはいらないことも、手を動かすとどんどん自然に入ってきます。
またよかったら見に来てください。