2008年 08月 20日

小さな芽

ご無沙汰しております。

一級建築士試験に撃沈し、この猛暑にやられたpinkyです。このブログ

ももう辞めるのか・・・と思いながら自分と葛藤していましたが、一人でもここに立ち寄ってくだ

さった方に感謝し、続けることにしました。

独学でうけた試験ですが、採点結果7点たりず・・・自分の勉強不足を痛感したしだいであります。

さて気持ちを切り替えて前から書こうと思っていた記事をひとつ
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この建物ご存知ですか?安藤忠雄氏の建築を追及してる方ならご存知だと思いますが、あまり

大々的には、紹介されていない「ギャラリーの小さな芽」です。

これは以前、夙川から 甲子園まで歩いて建物探訪をした際の一箇所目に訪れたところなのですが、

夙川の住宅地にひっそりとたたずんでいます。

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前にでるわけでもなく、後ろにさがるわけでもなく、隣の住宅と顔をそろえて。

しかし、その存在感はやはりあるようで、ここにたどりつく前に、自転車駐輪場のおじさんに

場所をきいたのですが、

「たぶんあれのことやろうと思うけど、コンクリート打ちっぱなしでな、でっかい□の窓がついてるわ。

たぶんあれのことやわ。わかりにくいとおもうけどな~なんせ四角の窓が目印やで」

たぶんおじさんは、だれが設計したかわかってはいなかったと思いますが、なにか記憶に

のこる建物だったから覚えていたのでしょう。

装飾がたくさん施されて目立つわけでもなく、幾何学形態でつくられた建物で

記憶に残る建物は今少なくなっているように感じます。小さな建物で幾何学形態にも

かかわらず、存在感とパワーを感じるのがやはり安藤忠雄氏の建築のすばらしいところだと

思い、いつもおっかけているのですが・・・(まだまだ研究していく予定です。)

真っ黒に塗られた外壁が最近町でよくみかけるのですが、それは目をひくことは確かですが、

その近隣の風景とマッチしているか、心に響くか、慣性に響くかとといわれると疑問に思うところがあります。

あくまでも、これは私個人の感想です。
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私はこのようなひっそりとたたずみながらも存在感のある小さな芽のような建築をつくっていきたいと

また、この探訪で目標ができました。

夙川のこのあたりには、植栽が多く、普通の体感温度より少し低く感じました。

植栽の力はやっぱりすごいですね。目もやすまり、穏やかさ、癒しをあたえてくれます。

この周辺ははじめて歩きましたがとてもよいところでした。建築探訪にはとっておきの

エリアです。

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by pinkyarc | 2008-08-20 23:04 | 建築探訪


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