建築つづり

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2008年 12月 03日

本福寺水御堂

だいぶ遅くなりましたが、淡路島の旅行の続きを書きたいとおもいます。

夢舞台の次に向かったのが、この本福寺水御堂

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蓮寺です。かなりバス停からは遠く、急な坂を上らなければならなかったため少し躊躇しましたが、

行ったあとは、上ってよかったと思いました。一見正面からお寺をみると普通のお寺なのですが、

小道をとおり、奥に入っていくと無機質なコンクリートが異空間をつくりだしていました。

何度みても安藤忠雄氏の建築のコンクリートは質感がすばらしいです。

それによりできる光と影のコントラストがまたすばらしく、それをみるたびに谷川俊太郎

作の陰影礼賛を読みきり、早く理解しなければと思うのですが、難しすぎて未だに

実行できていないのが現状です。

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先にもかきましたとおり、ここまで来るには険しい坂道と細い道になっており、

そこを通りながら、人はともかく、材料を運んだり、重機の設置などどの場所から

行ったのか疑問に感じながらの探訪となりました。

建築のプランをつくるときに、よく、職人さんの仕事を理解しているのかという話になるのですが、

私の場合、まだ現場に行く回数が少ないため半分以上が想像の世界です。

現場をみなくても職人さんがどのような方法でつくり、どの手順で仕事を進めていくかを

頭の中でイメージしながら、設計士はプランを考えていかなければいけないと

教えていただいているので、そういうことに最近は注目していますが、

いくら頭をしぼってもこの空間をどの手順でつくられたのか未だにわかりません。

水をどのタイミングでいれたのか、地下の内部の建具をいつ造作したのか、

数えきれないほどの作業工程が頭には浮かぶのですが順序となるとなかなかイメージが

わきません。

しかし、設計士とはその作業ができてあたりまえの世界ではやくその領域をマスターしなければと

この建物をみながらあらためて思いました。
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by pinkyarc | 2008-12-03 23:19 | 建築探訪 | Comments(0)


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