建築つづり

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カテゴリ:建築探訪( 44 )


2010年 04月 02日

香川県の魅力とは・・

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香川県には、芸術家が数多く作品を残しています。

丹下、安藤氏、イサムノグチ、直島には他にも多数の芸術家が作品を残していました。

香川県の魅力とは一体何なのか未だにはっきりとはわかりませんが、

今回の旅で思ったのは、昔からの作品を(家具や建物)街全体が、なるべくそのままの状態で今も

使用し続けていることはわかりました。

先日載せた体育館の中に電話をおくブースがあるのですが、公衆電話が撤去されてい

るにもかかわらず、そのブースはそのまま保存されていましたし、中の家具も劣化はありましたが、

そのまま使われていました。

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昔からの型枠の手法を用いた建物や今雑誌でみるような建物ではなく、材料の

本質を巧みに使った建物が多かったように思います。

そして、歴史ある建物にかけはなれたものではなく、共存できる色彩や形が多かったように思いました。

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もちろん新しいものを考える事は大切ですが、流行ばかり追わず、本当にいいものを知って

それを取り入れる設計士になりたいなと思った旅でした・・・・


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by pinkyarc | 2010-04-02 22:05 | 建築探訪 | Comments(0)
2010年 03月 27日

香川県立体育館(ワッフルスラブ)

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久しぶりの建築つづりになってしまいました。

東京探訪からめまぐるしい忙しさで、なかなか更新することができず

O型の性格がでてしまいました。A型さんのようなマメさが必要ですね。

では気をとりなおして・・・

先日、直島・高松探訪に行ってきました。

メインは直島だったのですが、この旅での一番、高松にあるこの建物から書きたいと思います。

これは、高松港から程近い住宅街のすこしはずれにある、香川県立体育館です。

設計は、丹下氏。

地図だけを頼りに住宅街をさまよい、大きな通りに出た時、目に飛び込んできた

その建築のダイナミックさに驚きました。

これは、構造でいうワッフルスラブというそうです。いかにも強そうですね。

職人さんが型枠を組んでいるときに見たかったです。

(三宮駅の構内で人気のマネケンのワッフルが頭に浮かびました。)

しかし、中には品のある椅子やカウンターがたくさんあります。

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何十年も前のものですが、県がしっかり管理されているのか、家具等は従来のものを

使用されていました。

歴史を大切にする使い手に建築を使って貰えると、設計士も本望ですよね。

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by pinkyarc | 2010-03-27 22:03 | 建築探訪 | Comments(0)
2009年 09月 16日

スカイハウス

どうしても1度はこの建物を見たくて、今回のコースに組み込みました。

場所は非常にわかりにくく、あやうく通りすぎてしまいそうでしたが縦格子が目に留まり

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二、三歩もどるだけですみました。

細い階段を上っていくとそこには菊竹氏の住居でもあるスカイハウスと斜め前方には

相対する大きな事務所が。

今までみた建築事務所の中では一番大きな規模のように感じました。

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住居ですので、ご迷惑のかからないように数分立ち止まり見学。

今は、周りに沢山のビルが立ち並んでいますが、以前はこの高台から周りの景色を

たのしむことができたのではないでしょうか?

その建物の高低差から生み出される重厚感と、安定感はいままで見た建物にないものを

感じました。また、写真ではきづかなかった表札には置石に「菊」の一字がほられてありました。

竹は彫られてなかったのですが、石の周りには竹が植わっており、

縦樋にも竹をくりぬいたものがつかわれていました。

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これとあわせて菊竹と表現してるのかな?と一人がってな想像をしながら

その場を後に・・・・

前のベンツがこの建物の比率とベストマッチして一体感はなんともいえません。

スカイハウスの高さの考察も今後のひとつの課題になりました。


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by pinkyarc | 2009-09-16 09:26 | 建築探訪 | Comments(1)
2009年 09月 14日

松川ボックス

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松川ボックスはこの数年、本や雑誌で何度も図面や写真を見続けた

住宅建築の一つでした。

この前も、建物の中庭をトレースをしたのですが、

お恥ずかしいことに、描ききることができませんでした。

何回描いても、描いてもこの建物のよさを表現できる絵にならず、

ペンを置いてしまった苦い経験を残したままになっています。

トレースもただ書き写すだけではないことを教えてくれた建物でも

ありましたので、1度は見てみたいと思っていたのですが、幸運なことにこの建物に行き着くことができました。

写真と、実物の建物のスケール感の違いはやっぱり足を運ばないとわからないですね。


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なにより今回の建物探訪は住宅建築や事務所を見てまわることを

目的の一つとしていましたので、宮脇氏の松川ボックスをみられた事は本当に嬉しく、

また、宮脇氏の住宅を丁寧に作っていたということを肌で感じる事ができていい経験になった

と思います。最近の雑誌や町の建築をみているとあきらかに施主の立場よりも作品を

意識しているものが多いように感じます。ペーペーの私が言うのも生意気ですが、ペーペーだからこそ

もし自分がそこに住んだら・・・とかどんな人がこの建物に住むんだろうと考えてみると

違和感を感じることが多いです。

 もちろん、作品をたくさん残すことも大事だと思いますが、一つの作品を丁寧につくっていたら、

何十年後も愛される建築をつくっていたら、その設計士は信用を得られるのではないでしょうか?

私は宮脇氏に会ったこともないですし、お亡くなりになられてから宮脇氏の作品に出会ったわけですが、

それでもパワーと住宅に対する思いは本や図面からも、実物の住宅からも何か感じるものがありました。


 中庭のシンボルツリーも元気に育ち、色づいているのをみると、ここに住まれてる施主様の

満足感が伝わってくるようでした。

このような住宅をいつか作れるようになりたいと、改めて感じました。

その前に中断しているトレースもいつかは完成させたいです。そのためにも日々勉強、練習ですね。

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by pinkyarc | 2009-09-14 08:36 | 建築探訪 | Comments(0)
2009年 09月 14日

今回のルートですが

まあ、ほんとに休みなく歩いた二日間でした。

まず今回は色んなみなさんのネット情報を参考にさせていただき、

東京首都圏地図とGooglemapを用意して場所を書きこみそれをもとに

まわった二日間でした。

□成城学園~仙川コース
 ・吉田五十八氏  旧猪俣邸
 ・妹島氏       集合住宅
 ・早川邦彦氏    住宅
 ・安藤忠雄氏    住宅
 ・安藤忠雄氏 安藤ロード

  その他住宅街

□新宿~六本木コース
 ・山本理顕氏      設計事務所兼住宅
 ・坂倉建築事務所
 ・磯崎新建築事務所
 ・東京新美術館
 ・21-21
 ・六本木界隈
 ・新宿周辺集合住宅
 ・東氏           塔の家
 ・モード学園 タワー

□メトロにのって

 ・渋谷駅(副都心線)
 ・表参道ヒルズ
 ・スカイハウス
 ・松川ボックス
 ・東大
 ・東京都美術館
 ・子供図書館
 
その他上野建築物を中心に・・・
旅の記録の目次として残しておこうと思います。

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by pinkyarc | 2009-09-14 07:48 | 建築探訪 | Comments(0)
2009年 09月 14日

東京建物探訪

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先週、久しぶりに東京に行ってきました。

またまた一泊二日の強行スケジュール

今回はこのスニーカーのおかげで沢山の建築を

みてまわることができました。

今回改めて感じたのは、

建物探訪の必需品選択の大切さ

・ はきなれたスニーカー
・ スケッチブック
・ メジャー
・ リュック(両手を自由に)
・ 書きやすいペン(シャーペン・鉛筆)
・ 自分で建物の場所を書き込んだ地域の地図
 (建築マップよりこっちのほうが結構穴場にいけるかも・・・)

あとは少しのお小遣いとおやつ。(この二つはあるとうれしい程度)


では、早速記録を記していこうと思います。

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by pinkyarc | 2009-09-14 07:23 | 建築探訪 | Comments(0)
2009年 01月 22日

姫路文学館

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久しぶりの投稿になってしまいました。

先日、姫路文学館に行ってきました。実はここに訪れるのは、初めてだったんです。

このような建築探訪をしていて、私はいつもこの地に

住んでいてよかったと思うのです。少し電車にのれば、少し自転車にのれば、

世界の巨匠の建物におとずれることができるからです。

これは当たり前のようで、なかなか恵まれた環境だと・・・

さて、このブログの半分以上の記事が安藤忠雄氏の建物記事になっているように思いますが

今回ももちろんこのコンクリートの魔術師の建物です。

ここを訪れるまでにも沢山のRCの建物の横を通ってきたのですが、この巨匠のコンクリートの

質は本当に最上級であることは間違いないと思います。

セパレーターの割付、コンクリートの平滑さ、ジャンガのない滑らかさ、するどい陰影、、

洗練された空間、コンクリートの冷たさの中にあたたかさを感じます。

このRCができるまでには巨匠の研究と

実験と、考察、精神、また職人さんの技と苦労と努力がたくさん詰まっているのだと思います。

自分が勉強していて思うのですが、なかなかそれが形にならず、向いている、向いていないと

口にだしてしまう自分は、本当に自分に甘いと最近感じています。

この建築で極めて、ごはんを食べていくようになるには何十年という時間がかかるのはわかっていますが、

ついつい焦って、逃げそうになるときがあります。

そんなときには、巨匠の建物を見に行くのが一番の薬になります。また明日から頑張ろうと。

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この建築には、いくつかのわからない点、しかけがありました。もう少し調べて

みて、また投稿しようと思います。

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by pinkyarc | 2009-01-22 20:41 | 建築探訪 | Comments(3)
2008年 12月 03日

本福寺水御堂

だいぶ遅くなりましたが、淡路島の旅行の続きを書きたいとおもいます。

夢舞台の次に向かったのが、この本福寺水御堂

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蓮寺です。かなりバス停からは遠く、急な坂を上らなければならなかったため少し躊躇しましたが、

行ったあとは、上ってよかったと思いました。一見正面からお寺をみると普通のお寺なのですが、

小道をとおり、奥に入っていくと無機質なコンクリートが異空間をつくりだしていました。

何度みても安藤忠雄氏の建築のコンクリートは質感がすばらしいです。

それによりできる光と影のコントラストがまたすばらしく、それをみるたびに谷川俊太郎

作の陰影礼賛を読みきり、早く理解しなければと思うのですが、難しすぎて未だに

実行できていないのが現状です。

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先にもかきましたとおり、ここまで来るには険しい坂道と細い道になっており、

そこを通りながら、人はともかく、材料を運んだり、重機の設置などどの場所から

行ったのか疑問に感じながらの探訪となりました。

建築のプランをつくるときに、よく、職人さんの仕事を理解しているのかという話になるのですが、

私の場合、まだ現場に行く回数が少ないため半分以上が想像の世界です。

現場をみなくても職人さんがどのような方法でつくり、どの手順で仕事を進めていくかを

頭の中でイメージしながら、設計士はプランを考えていかなければいけないと

教えていただいているので、そういうことに最近は注目していますが、

いくら頭をしぼってもこの空間をどの手順でつくられたのか未だにわかりません。

水をどのタイミングでいれたのか、地下の内部の建具をいつ造作したのか、

数えきれないほどの作業工程が頭には浮かぶのですが順序となるとなかなかイメージが

わきません。

しかし、設計士とはその作業ができてあたりまえの世界ではやくその領域をマスターしなければと

この建物をみながらあらためて思いました。
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by pinkyarc | 2008-12-03 23:19 | 建築探訪 | Comments(0)
2008年 11月 08日

海の教会


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この海の教会に出会えたのも奇跡的なものでした。奇跡的とはすこし大げさかもしれませんが、

こうをそうしてとでもいいましょうか・・・・

淡路のたびは、明石からフェリーで岩屋に渡り、そこからは永遠に路線バス。

貧乏旅行ですから、色々調べて淡路交通バスの周遊二日間2000円パスをゲットして、まわる

ことになりました。この周遊がないと、とんでもなく高い旅になるところでした。

この周遊パスもあまり知られていないようなので、淡路貧乏旅行の方はぜひおすすめです。

(淡路交通バスセンターでどこでも手に入ります。二日間高速バス以外の下道路線バスなら

何回おりても、のりついでもパスをみせればスルーできます。)

さて、このバス旅行の欠点は、バスの本数の少なさです。一時間に一本。もしくは、二時間に

一本という過酷なもの。淡路の人はバスにあまりのらないそうです。

計画をたてていないと時間のロスばかりしてしまうところです。

案の定、淡路夢舞台でも次の目的地に向かうバスの時間を間違えて控えてしまい、一時間近く

待つことになってしまいました。

脱力感に襲われていたところ、ボーっとしているのももったいないので、

有意義な一時間を過ごせる方法をかんがえていたところ、

この海の教会があるウエスティンホテルと夢舞台が中でつながって

いることを思い出し、もう一度戻ってみることに。そして安藤さんのスケッチや図面やパース

が展示してあるホールにたどり着き、ディテールの寸法など見ていました。

全体をみていると、国際会議場やホテルすべて安藤さんの設計であることをはじめてしりました。

今まであまり注意深くこの建物に関して見ていなかったので驚きです。ここに到着した時にセパ割りをみると

安藤さんの設計かな~とはうすうす感じていたのですが、ここではっきりわかりました。

そのスケッチの一つに海の教会の文字とパースを発見。

早速、ホテルの従業員さんに確認。確かに海の教会はこのホテル内にあるとのこと。

本日は、挙式が無いのでごらんいただけますが・・・これはラッキーでした。

ここまでに次のバスまでに残された時間は30分。

ホテルのフロントから、海の教会までは結構遠く、複雑な道で久しぶりにダッシュをしました。

海の教会の看板、そしてRCの通路、安藤さんが配置したであろう椅子、そして教会に到着

そこには、静寂ながらも神秘的な空間が広がっていました。

他の教会に比べれば、閉鎖的ですが、なんともいえない雰囲気をかもしだしていました。

バスまでのこりあと5分、スケッチしたかったのですが、その時間も無く引き返すことに。

光の教会を以前しらべたので、次はこの教会を調べて見ようと思います。

そして、調べたあともう一度ここを訪れようと思い、バスに乗り込みました。

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by pinkyarc | 2008-11-08 19:51 | 建築探訪 | Comments(4)
2008年 11月 06日

淡路夢舞台

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先日、淡路の安藤忠雄氏の建物巡りに行ってきました。

まず最初に夢舞台に立ち寄りました。

数年前、一度行ったことがあったのですが、その時は、安藤さんの建物を見に行くという

ことがメインで、その特徴やすばらしさを解説いただいて、眺めていただけに

なってしまっていました。

今回は、安藤忠雄氏の色々な建物を実際自分で、研究したり、模型を作ったり、パースをかいたり、

本を読んだりとした後に行ったこともあり、コンクリートを触ったり、陰影のすばらしさを

感じたり、材料を調べたり、寸法を測ったり、と以前とはまた一味違う建物探訪をしてきました。

自分の住んでいる近くに、こんなにすばらしい建物がたくさんあることを幸せに思いました。

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by pinkyarc | 2008-11-06 21:00 | 建築探訪 | Comments(0)